セルフメディケーション税制と最も相性が良いのが禁煙です。
禁煙外来に通えば保険適用で3割負担で13000円〜20000円かかります。
セルフメディケーション税制を使えば同じ薬で約12000円(2ヶ月)で収まります。おまけに通院時間・費用、待ち時間もかかりません。
禁煙は今すぐしましょう。

思い立ったが吉日です。
禁煙は始めてすぐに以下の効果が出ます。
・食事が美味しくなる
・口臭が激減する(パートナーに嫌がられなくなる)
・お金が貯まる(20本/dayの人は月12000円)

長期的にはもっと大事な効果が出ます。
以下のがんと病気になる可能性がグッと減ります
レベル1は科学的に明らかであること。国立ガン研究センターHPより引用

特に肺がんやCOPDの方はかなり苦しい最後を迎えてしまいます。

私がタバコを勧めるのは患者さんが最後を迎えそうな時に吸いたいと言った時ぐらいです。このサイトを読める方には全員に自信を持って禁煙をお勧めします。実際の禁煙の手順を書いて行きます。

禁煙の手順
まずはニコチネルパッチ20(14枚)を1つ購入してください。
1日1枚体に貼ります。

この2週間が一番の山場です。
最初に配偶者や同僚などの近い人に禁煙開始宣言をすると成功率がグッと高まります
そしてこの時期が一番、イライラ感や吸いたい衝動が強い時期です。持っているタバコは捨てましょう。持ったいないと思う人がいますが400円程度のために12000円の治療を無駄にしてもしょうがありません。
またある程度イライラしても大丈夫なゆったり系の方や衝動が強くない方はパッチだけで良いですが、吸う衝動が強い情熱的な方や一度パッチで挫折したことがある方は衝動が出た時だけガムを併用すると良いでしょう。

最初の2週間をクリアできたら第一段階クリアです。今度は長く続けられるかどうかが鍵になります。今度はニコチネルパッチ20(14枚)を2つ購入してください。
これも1日1枚体に貼ります

この間は出来るだけ衝動を起こす場所に行かないことです。飲み会は極力行かないようにしましょう。 近くに吸っている人がいたり、お酒を飲んだりするとタバコを吸いたくなってしまいます。まだ誘惑に弱い時期ですので、弱い自分を認めて、むざむざと死地に赴くことはやめましょう。同僚や上司にも禁煙を始めた旨と今は飲み会を医者から禁じられているというと断りやすくなります(そして飲み代も浮きます。)

そして最後の2週間はニコチネルパッチ10(14枚)を使用します。
これも1日1枚です。

これはニコチン量が半分なのですが、これに切り替えても自分の体がニコチンを必要としなくなったことを感じるはずです。この頃には口腔内のヤニやタールも取れてきて空気も美味しく感じるようになっています。この時に最後のパッチを剥がした日に何をするか決めて起きましょう。食べ物が好きなら好きなレストランの予約を取りましょう。味覚の違いを感じるはずです。自然が好きなら森林浴や好きな公園を散歩する準備をしましょう。綺麗になった体を楽しんでください。これで合計8週間のゴールを切ることになりました。おめでとうございます。

ということで
さあ、禁煙を始めましょう。ただ始める前に
・心臓系/精神系の薬を服用している人(禁煙によって薬の効果が上がる)
・うつの人(禁煙当初のイライラに耐えられない)
はコストが高くついても医者の禁煙外来に通いましょう。
あと加熱式タバコ(アイコス)は正確なデータはまだないですが紙タバコとニコチン量はさほど変わらないようので同様にやめられると思います。